修理事例詳細

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CPUがCore i7なのに動作が遅い、フリーズする修理

NECのノートパソコンVKV27F-3をお使いの方よりパソコンの動作が遅いということで修理の依頼がありました。
今回のパソコン修理は千葉県市川市からとなりましたので、宅配便ではなく直接店舗の方まで持ち込みをしていただいております。

Core i7なのに動作が遅いパソコン修理の実績

【故障のお問い合わせ内容】
仕事で使っているパソコンですが電源を入れると起動までにかなりの時間を要します。
仕事にならないので何とかしてほしいです。
起動しても動作が極端に遅かったり、フリーズをしたりします。

パソコンを持ち込みしていただき調査をさせていただく流れとなりまし。
電源入れると確かに起動画面からなかなか切り替わらず5分以上を経過してやっとデスクトップの画面を見ることができるような状態でした。
アイコンをクリックしてもなかなか起動しないので、タスクマネージャーを立ち上げてどのような動きになっているのかを調べようとしても、タスクマネージャー自体もなかなか立ち上がらない状態です。

ハードディスク故障の可能性があるのでパソコン本体から取り外し、健康チェックをすると劣化していることが確認できました。
そのまま同じ2.5インチのハードディスクを装着することもできますが、せっかくCPUがCore i7なのでSSDをおすすめして取り付けをさせていただきました。

SSD交換後はかなりサクサクと動作するようになり、起動時間も数十秒でデスクトップの画面まで切り替わることが確認できております。
元のHDDよりデータを取り出し、新しく用意したSSDにコピーしておりますので電源を入れればすぐに使える状態になりました。

パソコンのSSD交換にかかった日数?

持ち込みをしていただいた時にはSSDのパーツがありましたので即日修理をすることができました。
データコピーもさせていただいておりますが、容量が少なかったということでトータルで3時間くらいで返却をすることができております。

パソコンの動作が遅い場合にチェックするポイントは?

パソコンの動作が遅くなる原因は色々とあるのですが、大きく分けるとソフトウェアとハードウェアに分類されます。
ソフトウェアは主にアプリ、ソフト、パソコン内部に入っているソフトを指すのですが、何かをインストールしてから極端に動作が重くなってしまった場合はそのソフトを一度アンインストールして動作のチェックをするのが良いでしょう。

アプリ、ソフトをアンインストールしてもスピードが変わらない場合はデータのバックアップを取ってから初期化をしてみることもおすすめです。
初期化をすれば内部に入っているソフトがリセットされるので、遅くなっている原因としてはソフトにはないはずですので、それでも動作が遅い場合はハードウェアの故障です。

ハードウェアはメモリ、ハードディスク、マザーボードなどを指しますが、パソコンの動作が重くなってしまった場合は一度タスクマネージャーを立ち上げてみることをお勧めいたします。
タスクマネージャーは、「Ctrl+Shift+Delete」の同時押しで立ち上がりますが、そこにはCPU、メモリ、ディスクといった項目があります。
それぞれ30%、5%と言ったように数字が表示されておりますが、常に100%になっているような状態ですとそこの部分の故障、劣化の可能性が高くなります。
仮にディスクのところが100%にずっとなっている場合はハードディスク交換やSSD交換をすることで改善する可能性が高いです。

Core i7はスピードが速いCPUなのか?

パソコンを購入する場所といえば、インターネットショッピング、家電量販店が最も多いと思いますが、速度の速いパソコンを選びたい場合は、まずはCPUの確認をしましょう。
CPUは、一部のパソコンを除くとほとんどがceleron、Corei3、i5、i7あたりになります。
この中ではCore i7が最も速いCPUになりますが、その分パソコン購入時の費用も高額になります。
CPUがCore i7でもハードディスクは標準仕様というのもよくありますが、Core i7を最大限活かしたい場合はハードディスクの仕様もSSDにした方がより早くなります。
どのパソコンを選べばいいのかは予算次第となりますね。