ブログ

ブログ

  • 最終更新日:
  • 投稿日:

パソコンの画面でバックライトが光らない原因と対処法

パソコンのバックライトが光らない

【パソコン】画面のバックライトが光らない原因と対処法|修理が必要なケースも解説

「パソコンの画面が真っ暗で映らない…」
「うっすら映っているけど、バックライトが光らない…」

こんな症状が出ている場合、ディスプレイ故障、バックライト故障、電源関係の故障などの不具合が原因かもしれません。

本記事では、パソコンのバックライトが点灯しない原因と、それぞれの解決策について詳しく解説します。

 

パソコンのバックライトが光らない主な症状

バックライトが故障すると、以下のような症状が発生します。

  • ✅ 画面が完全に真っ暗で何も映らない
  • ✅ 画面をよく見るとうっすら映像が映っているが、暗すぎて見えない
  • ✅ 外部モニターに接続すると正常に表示される
  • ✅ 画面を開いたり閉じたりすると、一瞬だけ光ることがある
  • ✅ 明るさを最大にしても、画面がほぼ見えない状態のまま

このような症状がある場合、バックライトや関連部品に問題が発生している可能性が高いです。
家庭でいうと、蛍光灯が切れたら自分で簡単に交換できると思いますが、パソコンの場合はそう簡単にはいきません。
以下で詳細の解説をしていきます。

 

パソコンのバックライトが光らない原因

1. バックライトの故障(液晶パネルの不具合)

液晶ディスプレイのバックライトが故障すると、画面が暗いままになります。
1番の原因は液晶の劣化によるものです。

2. インバーターの故障(CCFLバックライト搭載機種)

古いノートパソコンでは、CCFL(冷陰極管)バックライトを使用しており、その電源供給を行うインバーターが故障すると、画面が光らなくなります。
バックライトは2010年ごろにCCFLからLEDに変更されましたが、その時までインバーターというパーツがバックライトとは別でありました。
インバーターが壊れるとバックライトが切れたように画面がうっすら、映らないといったケースもありましたが、2010年以前のパソコンをお使いの方で画面が正常に映らない場合はインバーター故障の確率があります。
逆に2010年以降のパソコンであれば、液晶の仕様がLEDになっているので、バックライト切れか液晶パネル故障となります。

3. ディスプレイケーブルの断線・接触不良

ディスプレイとマザーボードをつなぐケーブルが断線したり、緩んでいると、バックライトに電力が供給されず光らないことがあります。

4. バックライト制御回路の故障

パソコンのマザーボードには、ディスプレイのバックライトを制御する回路が搭載されています。
この回路が故障すると、バックライトが点灯しなくなります。

5. 明るさ設定・ソフトウェアの問題

意図せず明るさが最小になっていたり、グラフィックドライバの異常によってバックライトが機能しなくなることもあります。

 

パソコンのバックライトが光らない場合の対処法

パソコンの電源は入るが、バックライトが光らない原因に応じて以下の対処法を試してみてください。

✔ 明るさ設定を確認

まずは基本的な明るさ設定を確認しましょう。

  1. 「Fn」キー + 「明るさ調整キー(☀マーク)」を押してみる
  2. Windowsの場合:「設定」→「システム」→「ディスプレイ」から明るさを最大にする
  3. Macの場合:「システム環境設定」→「ディスプレイ」から明るさを調整

✔ 外部モニターに接続して確認

HDMIやVGAケーブルを使って外部ディスプレイに接続し、正常に映るか確認します。

  • ✅ 外部モニターで映像が映る → 液晶パネルやバックライトの故障の可能性が高い
  • ✅ 外部モニターでも映らない → マザーボードやグラフィックカードの問題が考えられる

✔ セーフモードで起動

ソフトウェアの問題が原因の場合、セーフモードで起動することで改善することがあります。

  1. 電源を入れた直後に「F8」キー(または「Shift」+「F8」)を連打
  2. 「セーフモードで起動」を選択
  3. セーフモードで画面が正常に映る場合、ドライバの更新を行う

✔ ディスプレイケーブルのチェック

ノートパソコンの場合、ディスプレイケーブルが接触不良を起こしている可能性があります。

  • ✅ ノートパソコンの画面を開閉して、光るタイミングがあるか確認
  • ✅ 一時的に映る場合、ケーブルの接触不良や断線の可能性あり

✔ BIOSリセット

BIOSの設定が原因でバックライトが機能していない場合、リセットすることで改善することがあります。

    1. パソコンの電源を入れた直後に「F2キー」を連打してBIOSを開く
    2. 「Load Defaults(デフォルト設定に戻す)」を選択
    3. 変更を保存して再起動する

バックライトの故障で修理が必要なケース

以下のような場合は、自力での修理が難しいため、修理を検討しましょう。

  • ✅ 画面が真っ暗で何も映らない(外部モニターでは正常に表示される)
  • ✅ 画面をよく見るとうっすら映像が見えるが、バックライトが光らない
  • ✅ 画面を開閉すると、一瞬だけ光ることがある
  • ✅ ドライバの更新や設定変更を試しても改善しない

2010年以降のパソコンで液晶のバックライトに問題がある場合は、バックライト交換のみはできません。
修理の際はバックライト交換ではなく、液晶パネル交換となります。

当店のパソコン修理サービス

当店では、パソコンのバックライトが光らないトラブルを何度も解決してきました。
他店で高額な修理料金の見積もりを提示されてしまったり、修理受付ができなかったなどありましたらお気軽にご相談くださいませ。

🔧 バックライト修理・交換

バックライトが故障している場合、液晶パネルを交換して修理します。
メーカーや機種で使用する部品が異なりますので、修理料金は異なります。

💻 インバーター・電源基板の修理

バックライト制御回路やインバーターの故障を診断し、適切な修理を行います。
古い機種でも部品入手ができるようでしたら、バックライト交換のみ、インバーター交換のみに対応は可能です。

🛠 ディスプレイケーブルの修理

ケーブルの断線や接触不良を解消し、正常な表示に戻します。
機種によっては部品入手ができない場合もあります。

✅ 診断・見積もり無料

まずはお気軽にご相談ください。

 

パソコンの画面トラブルでお困りならご相談ください!

悪化する前に早めの修理をおすすめします。
まずは無料診断・見積もりをご利用くださいませ。