修理事例詳細

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ASUS ZenPad 3 8.0 (Z581KL) の画面割れを液晶パネル交換で解決

ASUS ZenPad 3 8.0 (Z581KL) の画面割れを液晶パネル交換で解決【修理事例|岡山都】

タブレット端末はスマートフォンに比べて大きな画面を持ち、動画やウェブブラウジングなどを快適に行える点が魅力です。
しかし、大きな画面であるがゆえに落下や衝撃でガラスが割れたり液晶パネルが破損したりするリスクが高いのも事実です。

今回は、岡山県にお住まいのお客様からご依頼いただいた「ASUS ZenPad 3 8.0 (Z581KL)」の画面割れ修理事例をご紹介します。

お問い合わせ内容によると、「タブレットを落下させてしまい、液晶画面のガラスにヒビが入り、タッチ操作がうまく反応しない」という症状が発生したとのこと。
実際に拝見すると、画面全体にクモの巣状の亀裂が走り、一部がまったく表示されなかったため、液晶パネル交換による修理が必須の状態でした。
この記事では、修理前後の様子や作業の流れ、費用の目安などを詳しく解説します。
同様のトラブルでお困りの方はぜひ参考にしてください。


1. お問い合わせ内容:タブレットを落として画面ガラスが割れた

今回ご相談いただいたのは、ASUS ZenPad 3 8.0 (Z581KL)という8インチクラスのタブレット端末です。
お客様の話によれば、「家で作業中に手を滑らせて床に落下してしまい、拾い上げると画面がバキバキに割れていた」とのこと。
落下直後は表示がまだ見えていたものの、時間が経つにつれガラスのひび割れが広がったり、タッチ操作が効きづらくなったりという症状が現れたそうです。
タブレットは画面が大きい一方で、本体が薄く軽量化されているため、軽度の衝撃でもガラスに亀裂が入る恐れがあります。
特に、角から落ちるとフレームだけでなく液晶全体にダメージが伝わりやすく、今回のような大きな割れにつながるケースが少なくありません。


2. 修理前の状態:画面が激しくひび割れ、操作困難

以下の写真が修理前の状態です。

Z581KL 画面割れ

画面右上から中央部にかけて、大きく亀裂が走っているのがわかります。
細かなガラス片が内側で割れているため、触るのも危険な状態です。
さらに、一部のタッチセンサーが反応しなくなり、文字入力やアプリ操作がスムーズに行えない状態でした。

このようにガラス割れ液晶破損が同時に起きている場合、単なるフロントガラス交換だけでは対処が難しく、液晶パネルごと交換が必要になることが多いです。
ASUS ZenPad 3 8.0の場合も、ディスプレイユニットが一体型になっているため、パネル全体を取り替える作業が必須でした。


3. ASUS ZenPad 3 8.0 (Z581KL) の特徴と修理の必要性

ASUS ZenPad 3 8.0 (Z581KL) は、8インチの液晶画面とAndroid OSを採用したタブレットで、コンパクトながら高解像度の表示が可能な点が魅力です。
しかし、携帯性に優れている一方で、以下のような理由から落下や衝撃には注意が必要と言えます。

  • サイズが大きく、片手で持つと滑りやすい
  • 薄型軽量化により、ガラスやフレームが繊細
  • 液晶パネルとガラスが一体化した構造が多く、破損すると大きく修理費用がかかる

画面が割れたまま使用を続けると、指や手にガラス片が刺さる危険性があるほか、内部の液晶や基板に二次的なダメージが発生するリスクも高まります。
そのため、落下後に画面割れが確認された場合は、早期に液晶パネル交換などの修理を行うことをおすすめします。


4. 液晶パネル交換の流れ

ASUS ZenPad 3 8.0 (Z581KL) の液晶交換は、以下のステップで進められます。
スマートフォンに近い構造のタブレットですが、開腹や接着部分の取り外しが必要となるため、専門の技術や工具が必須です。

  1. 背面カバーの取り外し
    まずタブレット本体の裏面からカバーを外し、内部のネジや接着を確認しながら分解を進めます。
  2. バッテリーや基板の保護
    内部のバッテリーや基板を傷つけないように、コネクタを慎重に外し、保護しながら作業を行います。
  3. 破損したディスプレイの取り外し
    ガラスと液晶が一体となったディスプレイユニットを、本体フレームから丁寧に剥離します。ガラス片が飛散しないよう注意が必要です。
  4. 新しいパネルの取り付け
    交換用のディスプレイユニットを装着し、コネクタを正しく接続します。両面テープや接着剤を使い、本体フレームに固定します。
  5. 動作テスト・組み立て
    新しい液晶が正常に表示・タッチ認識をするかテストし、問題なければカバーを戻して修理完了です。

タブレットはスマートフォンよりもパネル面積が大きく、接着部分が広いため、分解・取り外しの際に破損を広げてしまうリスクが伴います。修理経験の豊富な専門店に依頼すると安心です。


5. 修理後の写真:鮮明な画面が復活

交換作業を終えた後のASUS ZenPad 3 8.0は、下記の写真のようにクリアなディスプレイ表示が戻りました。

タッチ操作もスムーズで、ホーム画面やアプリの起動が従来通り快適に行えます。
お客様も液晶パネル交換によって低コストかつ短期間で解決できたとおっしゃっていました。


6. 修理費用・期間の目安

ASUS ZenPad 3 8.0 (Z581KL) の画面割れ修理にかかる費用は、1万5千円~2万円台が目安です。
ただし、液晶パネルの在庫状況や為替レートの影響、ディスプレイ品質のグレード(純正パネル・互換パネル)などにより価格が変動する場合があります。
修理期間としては、部品が手元にある場合であれば1~2日程度、取り寄せが必要な場合は1週間前後かかるケースも考えられます。
メーカー修理や正規サービスプロバイダを利用すると費用が高くなることがある一方、スマホ・タブレット修理専門店では安価に済む可能性があります。
いずれにせよ、見積もりを取って比較検討することが大切です。


7. タブレット画面割れを防ぐための注意点

落下などが原因で画面が割れるのを防ぐためには、以下のような対策を講じると安心です。

  • 保護フィルムや強化ガラスを貼る
    衝撃から画面を守るための保護フィルムや強化ガラスは、割れにくさを高めるだけでなく、傷防止にも役立ちます。
  • タブレット用ケースを利用する
    蓋付きのケースやクッション素材のケースを使うことで、落下時の衝撃を緩和できます。
  • 持ち運び時はしっかりホールド
    手に汗や油分が付いていると滑りやすくなります。特に片手で持つ際は注意し、無理のない持ち方を心がけましょう。
  • 使用環境を整える
    高い場所や狭い場所での使用・充電中の不安定な置き方など、落下リスクの高い状況は極力避けましょう。

これらの対策をとっていても、万が一落としたりぶつけたりしてしまう場合はあります。画面の割れを発見したら、早めに修理店へ相談することが二次被害を防ぐポイントです。


8. 岡山都からも宅配修理・店頭持ち込みOK

当店では、岡山都をはじめ全国各地からの修理依頼に対応しております。
タブレット本体を宅配便でお送りいただき、修理完了後に返送する流れですので、遠方の方やお忙しい方でも簡単にご利用いただけます。
また、直接店頭へ持ち込みいただく場合は、修理内容をその場でご説明したり、在庫の有無を即時に確認したりといったメリットもあります。
お急ぎの場合は事前にお問い合わせいただくことで、可能な限り迅速に対応いたします。


9. まとめ:ASUS ZenPad 3 8.0 (Z581KL) の画面割れは液晶パネル交換で解決

今回は、岡山都のお客様からご依頼いただいた「ASUS ZenPad 3 8.0 (Z581KL)」の画面割れ修理事例をご紹介しました。落下の衝撃でガラスに大きな亀裂が入り、タッチパネルまで機能不全を起こしていましたが、液晶パネル交換によってスムーズに復旧が可能でした。
タブレットの液晶割れは単なるガラス交換では対処しきれないケースもあり、ディスプレイユニット全体を交換する必要があります。しかし、メーカーから新品を購入し直すよりも、部品交換の方が安価かつ早期対応できる可能性が高いです。
もし同様の症状でお困りの方は、まずは修理店に見積もりを依頼してみてください。大切なデータを残しつつ、短期間でタブレットを元通りに使えるようになるかもしれません。
当店では宅配修理店頭持ち込みの両方に対応しています。
ASUS製のタブレットやスマートフォンはもちろん、他メーカーのモバイル端末も幅広く修理可能です。お見積もりやご相談はお気軽にお問い合わせください。