東京都からの宅配修理|HP ProBook 650 G8 キーボード交換事例
東京都のお客様より、「backspace キーや数字の 1 キーが入力できない」「キーボードテストで不合格になる」というご相談をいただきました。
千葉県の当社では、東京都など県外からのご依頼は宅配修理が基本となります。今回はキーボード交換による復旧事例をご紹介します。
お問い合わせ時の症状
お客様からのヒアリングでは、以下のような症状が発生していました。
- backspace キーが反応しない
- 数字キー「1」が入力できない
- その他一部キーの反応が不安定
- メーカー診断ツールで「不合格」と表示される
これらの症状は、キーボードユニットの内部配線断線や経年劣化などでよく見られます。
診断結果
宅配でお預かり後、外付けキーボードでの動作確認を行ったところ正常動作が確認できたため、PC本体側のマザーボードやOSの不具合ではなく、内蔵キーボードユニットの故障と判断しました。
外観チェックでは水濡れ痕や異物の混入はなく、部品交換での復旧が可能と判断しました。
修理作業の流れ
- 安全対策:電源を切り、ACアダプタや周辺機器をすべて外します。
- 分解作業:底面カバーとバッテリーを外し、通電を完全に遮断します。
- キーボード取り外し:固定ネジを外し、フラットケーブルのロックを解除して取り外します。
- 新キーボード取り付け:新品のキーボードを装着し、ネジとケーブルを正しく固定します。
- 動作確認:全てのキーで正常に入力ができているかチェック。
修理中の様子
下の写真は修理工程の一部です。
キーボードを取り外した状態では内部構造やケーブルの配置がよくわかります。
修理後の状態
新品キーボードを取り付け、全キーが正常に入力できることを確認しました。
backspace や数字の 1 キーも問題なく反応し、作業前の不具合は解消されました。
東京都からの宅配修理について
当社は千葉県の修理業者ですが、東京都を含む県外からのご依頼は宅配修理が基本です。
宅配修理の流れは以下の通りです。
- お問い合わせ:症状や機種名をお知らせください。
- 仮診断と見積もり:想定作業内容と日数をご案内します。
- 発送準備:本体を緩衝材で梱包し、ダンボール箱に入れて発送します。
- 正式診断:到着後に詳細診断を行います。
- 修理実施:部品交換と動作確認を行います。
- 返送:修理完了後、当社負担で返送します。
まとめ
HP ProBook 650 G8 のキー入力不良は、キーボード交換により短期間で復旧可能な場合があります。
東京都など県外からの宅配修理もスムーズに対応しておりますので、同様の症状でお困りの方はお気軽にご相談ください。