修理事例詳細

修理事例詳細

  • 最終更新日:
  • 投稿日:

DELL Vostro 15 3510 キーボード入力不良の修理事例|栃木から宅配修理

DELL Vostro 15 3510 キーボード入力不良の修理事例|栃木

ノートパソコンの一部のキーが反応しない、数回押さないと入力されないというご相談をいただきました。
お預かりしたのは、DELLのビジネスモデル「Vostro 15 3510」です。
キー入力が不安定な状態で2〜3ヶ月ほど使用されていたとのことで、内部のキーボード基板に不具合が発生していました。
今回はキーボード交換により、スムーズな入力操作が復旧しました。

キーが反応しない原因とは

ノートパソコンのキーボード不良にはいくつかの原因があります。
・長期間の使用によるキー接点の摩耗
・ホコリや水分の侵入による導通不良
・内部ケーブル(フレキシブルケーブル)の劣化や接触不良
特にVostro 15 3510のような薄型ノートでは、キーの下にあるシート状の回路が非常に繊細で、少しの劣化でも入力反応に影響が出ます。
今回も、複数のキーが押しても反応が遅れる症状があり、部分的な回路断線が疑われました。

分解・キーボード交換作業

キーボードは本体上部からではなく、内部側から取り外す構造になっているため、底面カバーを外して作業を行います。
内部にはバッテリーやマザーボード、ケーブルが多数配置されており、静電気対策を施しながら慎重に分解を進めます。
古いキーボードを取り外した後、新しい純正部品を装着して配線を固定。
再組み立て後に電源を入れ、すべてのキー入力テストを実施します。
反応が悪かったキーも正常に入力できるようになり、修理は無事完了しました。

Vostro-15-3510 キーボード交換

キーボード不良の兆候と早期対処の重要性

キーが「反応しづらい」「押し込むと反応する」といった軽度の症状は、放置すると完全に入力できなくなるケースがあります。
また、接点の異常によりキーが連打され続ける「チャタリング」現象が発生することもあります。
この状態で使用を続けると、内部基板への負荷や入力エラーによるシステムトラブルにつながる恐れもあるため、早めの交換が推奨されます。

データを残したまま修理可能

今回のようなキーボード交換では、内部ストレージ(SSDやHDD)には一切触れません。
そのため、データや設定はすべてそのままの状態で修理が可能です。
修理後は再設定の手間もなく、すぐに作業を再開できます。
法人利用や在宅ワーク用のPCでも、業務データを保持したまま対応できるのが大きなメリットです。

宅配修理で全国対応(栃木県からのご依頼)

当社は千葉県にあるパソコン修理専門業者ですが、栃木県をはじめ全国各地からの宅配修理に対応しています。
宅配修理の流れは以下の通りです。
1. メールまたはお電話で故障内容をお知らせください。
2. 宅配修理のご案内をお送りいたします。
3. パソコンをしっかり梱包して発送していただきます。
4. 到着後、診断・修理・動作確認を行い、完了次第ご返送いたします。
返送時の送料は当社負担ですので、お客様のご負担は最小限となります。

Vostroシリーズでよくある不具合

DELL Vostroシリーズでは、長期間の使用によるキーボード劣化や、軽い水こぼしによる入力不良が多く見られます。
また、使用環境によってはホコリや油分が内部に溜まり、特定のキーが押しにくくなることもあります。
キーボードの構造が薄型化しているため、一度不具合が出ると部分修理が難しく、ユニットごとの交換が確実な方法となります。

修理後の確認とアドバイス

修理完了後には以下の確認を行いました。
・全キーの入力反応チェック
・電源ボタン・ファンクションキーの動作確認
・タッチパッドとキーボードの連動動作
・BIOS画面での入力認識テスト
すべての項目で正常動作が確認でき、問題なく使用できる状態となりました。
今後は長期間快適に使用していただけます。
また、キーボード上での飲食や高湿度環境での使用は避け、定期的にエアダスターで清掃することで寿命を延ばすことができます。

まとめ

DELL Vostro 15 3510のように、キーが効かない・入力が遅れるといった症状は、キーボード交換で改善できます。
放置すると完全に入力不能となることもありますが、部品交換で新品同様の操作感に戻すことが可能です。
栃木県からのご依頼は宅配修理がスムーズで、データそのまま・全国対応で安心してご利用いただけます。
キーが効かない、押しても文字が出ないといったトラブルの際は、お気軽にご相談ください。