修理事例詳細

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FMVUH01008(FMV WU4/H1)の液晶割れと縦線・チラつき・配色異常を液晶パネル交換で復旧した事例 千葉県印西市

FMVUH01008(FMV WU4/H1)の液晶割れと縦線・チラつき・配色異常を液晶パネル交換で復旧した事例 千葉県印西市

千葉県印西市のお客様より「富士通 FMVUH01008(FMV WU4/H1)の液晶を机の角にぶつけてしまい、上端に小さなヒビが入った。その後、不規則な縦線やチラつき、配色異常が発生している」とのご相談をいただきました。
当社は千葉県にある修理業者のため、印西市のお客様は持ち込み・宅配両方に対応しています。今回は液晶パネル交換により、画面の異常をすべて解消できた修理事例をご紹介します。
FMV WU4/H1は世界最軽量クラスの13.3インチモバイルノートとして人気が高い一方、液晶が非常に薄いため衝撃に弱く、今回のようなヒビ・線・配色乱れが起きやすいモデルでもあります。

故障の状況:上端のヒビから縦線・チラつきが発生

お客様のお話では「机の角に軽くぶつけてしまっただけ」とのことでしたが、液晶パネルは非常に繊細で、わずかな点衝撃でも内部層が破損することがあります。
今回の症状は次の通りです。
・上端に小さなヒビが確認できる
・そこから不規則な縦線が出ている
・暗い画面で特にチラつきが目立つ
・色味が不自然に変わる部分がある
・起動画面やロゴ表示時にも線が表れる
こうした症状は内部液晶の層が損傷した際の典型的なパターンで、物理的な破損のため自然に回復することはありません。

以下が、修理前の状態の写真です。

画面右上付近に赤・緑・白の縦線が確認され、周囲の配色も乱れています。
軽いヒビでも内部層への影響は広く及び、黒い画面ほど線やノイズが目立ちます。

FMV WU4/H1に液晶破損が多い理由

FMVUH01008(WU4/H1)は超軽量・薄型設計が最大の特徴ですが、その分以下のような弱点があります。
・液晶パネルが非常に薄く、点衝撃に弱い
・ベゼル部分の強度が低く、たわみやすい
・ガラスでなく樹脂系の柔らかい構造のため、内部破損が起きやすい
・軽量ゆえに端を持ってねじっただけでも破損の原因になる
特に「角へのぶつけ」は液晶破損の原因として最も多く、今回の症状もその典型的なケースといえます。

今回の修理内容:液晶パネル交換のみで完全復旧

診断の結果、メイン基板・ケーブル・バックライトは正常で、液晶パネルのみの破損が確認されました。
そのため、液晶パネルの交換作業を実施しました。

作業工程は以下の通りです。
・底面パネルを外し内部にアクセス
・バッテリーの通電を遮断し安全を確保
・液晶ユニットの取り外し
・フレームとパネルの分離作業
・新しい液晶パネルを取り付け、ケーブル接続を調整
・組み上げ後に発色、輝度、ムラ、ドット欠けを確認
作業後はすべての異常が解消し、鮮明で安定した表示が復旧しました。

こちらが修理後の写真です。

縦線・チラつき・色ムラは完全に消え、元の美しい画面が戻っています。

千葉県印西市のお客様は持ち込み・宅配どちらも利用可能

今回のお客様は千葉県内のため、以下の2つの受付方法をご利用いただけます。
・店舗への持ち込み修理
・全国対応の宅配修理(千葉県外のお客様は宅配修理が基本)
宅配修理の場合でも、返送時の送料は当社が負担しており、料金的にもご負担が少ない仕組みでご案内しています。

液晶割れを放置すると悪化する理由

液晶にヒビや縦線が出ている状態をそのままにすると、次のような症状が進行します。
・黒つぶれが広がる
・縦線・横線が増える
・画面が白飛びする、もしくは暗転する
・映る範囲が狭くなり操作が難しくなる
・最終的に全く映らなくなる場合もある
液晶パネル内部の破損は自然治癒することはなく、破損箇所がゆっくりと広がる傾向があります。
悪化する前に交換修理することで、データを失う心配なく安全に使い続けられます。

まとめ:FMVUH01008の液晶割れは液晶交換で解決可能

今回の千葉県印西市のお客様の場合、机の角への軽い接触が原因で液晶パネルに小さなヒビが入り、縦線・チラつき・配色乱れが発生していました。
液晶パネル交換により、症状はすべて解消し、安定して使用できる状態へと復旧しています。
FMV WU4/H1シリーズは液晶が非常に薄く、衝撃や圧力に敏感なため、画面周辺の扱いには特に注意が必要です。

千葉県内のお客様は持ち込み・宅配の両方に対応していますので、液晶の割れ・線の発生・色ムラなどでお困りの際はお気軽にご相談ください。