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MacBook Air A2337 M1(2020)のキーボード交換修理

A2337 キーボード分解修理

MacBook Airの2020年モデルM1チップ搭載のModel. A2337でキーボードの交換依頼がありました。
M1モデルは2020年に発売されておりますが、キーボード単体で交換する場合はほぼ全バラシが必要です。
パーツとしてはロジックボード、スピーカー、バッテリーなど細かいパーツも外す必要がありますので、他の作業に比べると若干時間はかかる修理となります。

当社ではA2337のキーボード修理実績が多数ございますので、修理先にお困りの場合はお気軽にご相談いただければと思います。
また、後継機種のM2チップA2681のキーボード交換も対応可能です。

M1チップの液晶パネル交換の実績も豊富にあり、最短当日修理から対応しております。

 

【対象モデル、製品番号】
MGN63J/A、MGND3J/A、MGN93J/A、MGNA3J/A、MGN73J/A、MGNE3J/A など

 

MacBook Air A2337のキーボード修理実績

【故障のお問い合わせ内容】
キーボードのGの修理をしたいです。
キーボードのGのパンタグラフが折れてしまいました。
打ち込むたびにGのキートップがぐらつきます。
若干ですが、キートップも歪んでおります。
修理代金はおいくらになりますか？

A2337 キーボード交換修理

画像が MacBook Air をお預かりした時の状態になりますが、赤枠部分にある「G」のボタンがなくなっているのが確認できます。
また、内部のパンタグラフも無くなっている状態です。
内部を触ってみると入力自体はできる状態ですが、これではキーボードとしてはかなり不便になってしまいますのでキーボード交換をいたします。
部分的な交換修理ではなく、キーボード全体の交換となります。
今回の場合は日本語配列のキーボードですが、US配列(英語)のキーボード交換にも対応は可能です。
異なる言語のキーボードに変更する事は可能ですが、今回のようにキーボード単体での交換はできません。
その場合はTOPCASE交換が必要になります。

液晶上半身とロジックボード、スピーカー、バッテリー辺りを取り外した状態です。
MacBook Air M1モデルのキーボードは上側から取り外すことが出来ず下側からはめ込まれているために、ほぼ全バラシの状態をしなければキーボード交換はできません。
ですので、昔のMacキーボード交換よりも修理にかかる時間はかなり長くなりました。

黒く横長のフィルムはキーボードの裏側にあるバックライトシートとなりますので、これを損傷させてしまうとバックライトが光らなくなりますので取り扱いには注意です。

バックライトシートを取り外すとキーボードが見えてきました。
数十本のネジとリベット留めされている状態になっておりますね。

キーボード自体をトップケース側から分解し取り外した状態が画像となりますが、トップケースのキーボードが埋め込まれていた部分は全て空洞になっております。
キーボードは一枚物のパーツになっているのでこのようになっておりますが、新しく用意した部品を再度元の手順で組戻して行きます。

下側が取り外したキーボードで上側が組戻しをした状態になります。
キーボード交換後は初期不良を含めすべてのキーで正常に入力できるかのチェックをいたしますが、部品交換後は問題なく入力できる状態というのが確認できましたので修理は完了となります。
データに関しては全く関係がない作業をしておりますので、返却後は今まで通りの設定や環境で MacBook Airが使える状態になっております。

今回のキーボード交換はキーボード部分のみの交換をしておりますが、修理店によってはキーボード単体での交換ではなく、トップケースごとの交換になることもあると思いますね。

 

MacBook Air A2337 M1のキーボード交換にかかった日数や時間は？

宮崎県からの依頼となりましたので宅配便で送っていただく修理方法となりました。
MacBook Airが到着した時には部品の在庫確認が取れていたということもあり、到着した日に作業に取り掛かることが出来ております。
分解を開始してから修理完了まで約2時間かかっております。
今回のMacBook Air 2020年式のみならず、Macのキーボード交換は全体的に時間がかかります。

 

自分でMacBook Airのキーボード交換はできるのか？

まず修理難易度がWindowsのパソコンと比較すると高い印象があります。
Windowsのパソコンの場合は機種によっては10分程度で終わってしまう事もありますが、MacBook Airの場合はほぼ全バラシをする必要が多いので簡単ではありません。

DIYで使うドライバーなどでは対応できないので、新たに工具を用意する必要になると思います。
キーボードはかなり小さいネジで固定されているだけではなく、リベット止めの部分もあり、分解に慣れていないと外すのも大変です。
また、キーボードを外すのはできたが、取り付けするときにリベット止めされていた部分を補強しないとキーボードを取り付けた時にパカパカと浮いた感じになってしまいます。
MacBook Airを全て組み込んだ時に、キーボードを押した感触に違和感が出ます。

また、作業の途中でロジックボードや各パーツを故障させてしまうと高額な修理代になってしまうことも考えられます。
ですので、上記の一連の流れを確認し、不安に感じるようでしたら修理店にお任せすることをお勧めいたします。
自分でMacのキーボード交換ができてしまえば格安修理となりますが、やはりメリット、デメリットがありますね。

 

MacBook Air A2337の買取も可能

当店はパソコン修理店になりますが、MacBook Air A2337の買取も行なっております。
今回のように故障がある状態で通常の買取店に買取査定をお願いすると、ジャンク品扱いという形になってしまい、思ったような買取金額にならないかと思われますが、当社では使えるパーツとしての査定を行うために減額査定でお悩みの場合は一度当社で買取査定の依頼をして頂ければと思います。