【MacBook】メモリ増設の方法とメリット|対応モデル・手順・注意点を解説

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【MacBook】メモリ増設の方法と効果|動作を快適にするアップグレードガイド
「MacBookの動作が重くなってきた…」
「複数のアプリを開くとフリーズしてしまう…」
こんな悩みを抱えているなら、メモリの増設が解決策になるかもしれません。
ただし、現時点でHDDが装着されているのであれば、メモリの増設よりもSSDに換装した方がスピードは上がります。
メモリを増設することで、アプリの起動速度向上・マルチタスクの快適化・システムの安定性向上といったメリットがあります。
本記事では、MacBookのメモリ増設の可否・手順・注意点を詳しく解説します。
MacBookのメモリ増設ができるモデル
まず、すべてのMacBookでメモリ増設が可能なわけではありません。
以下のリストで、メモリ増設の可否を確認しましょう。
✅ メモリ増設が可能なモデル
- MacBook Pro 13インチ(2012〜2015)
- MacBook Pro 15インチ(2012〜2015)
❌ メモリ増設ができないモデル
- MacBook 12(2015〜2017)
- MacBook Air(2010〜2017)
- MacBook Air(2018以降)
- MacBook Pro 13インチ(2016以降)
- MacBook Pro 14インチ(2021以降)
- MacBook Pro 15インチ(2016以降)
- MacBook Pro 16インチ(2019以降)
基本的に増設が可能なのは、MacBook、Proの一部モデル、旧型のヴィンテージモデルとなります。
MacBook Pro メモリ増設不可(オンボードメモリ)
MacBook Air メモリ増設不可(オンボードメモリ)
iMac メモリ増設可能(メモリスロットあり)
画像のようにほとんどの機種でオンボードメモリとなっております。
オンボードメモリの場合は後からメモリを追加をしたり、交換したりする事ができないために、「いつかはメモリの増設をするかもしれない」といった場合は、パソコンを購入する際にカスタマイズをして購入しておく必要があります。
Windowsのパソコンであれば数千円程度で簡単にメモリ交換・増設はできる場合が多いですが、Macの場合はメモリのカスタマイズをして注文すると数万円はアップするのでなかなか難しい所ですね。
MacBookのメモリ増設のメリット
メモリを増やすことで、以下のような効果が期待できますが、対象(増設できる機種)となる方はあまり多くはないかもしれません。
- ✅ 動作が快適になる(特にブラウザのタブを大量に開く場合)
- ✅ 複数のアプリを同時に開いてもスムーズに動作する
- ✅ 動画編集・画像加工などの負荷が高い作業が快適になる
- ✅ Macの寿命を延ばせる(買い替えの頻度を減らせる)
MacBookのメモリ増設方法(対応モデルのみ)
メモリ増設が可能なモデルでは、以下の手順で交換ができます。
自分でメモリの増設を行う場合は、不測の事態に備えまずはバックアップを取られてから作業を行う事をお勧めいたします。
✔ 必要なもの
- 交換用メモリ(PC3-12800 / DDR3 SO-DIMMなど)
インターネットの情報などを頼りに事前に部品を用意すると間違える可能性があります。
ですので、分解をして先にメモリの型番を確認した方が確実です。 - 精密ドライバー(プラスドライバー、トルクス、ペンタローブなど)
機種によって使用するドライバーは微妙に異なります。
本来はT5のドライバーを使う場所にT4を使ってしまうとネジ山が潰れてしまうので注意。 - 静電気防止用の手袋またはリストバンド
✔ 増設手順
- MacBookをシャットダウンし、電源を完全に切る
- 本体裏のネジを外して、カバーを開けてバッテリーを外す
- 既存のメモリモジュールを慎重に取り外す
- 新しいメモリをスロットにしっかり差し込む
- 裏蓋を元に戻し、ネジを締める
- Macを起動し、「このMacについて」からメモリの認識を確認する
最近ですとyoutubeなどでも公開されているので、そちらを参考にするのも良いでしょう。
ただし、バッテリーを接続したままの状態で作業を行っている方の動画はNGですので、その辺りから参考にして良い動画を見極めてください。
メモリ増設後の動作確認
メモリを増設したら、以下の手順で正常に認識されているか確認しましょう。
- 画面左上の「Appleメニュー」→「このMacについて」を開く
- 「メモリ」の欄を確認し、増設後の容量になっているか確認
- 動作が安定しているか、ブラウザやアプリを開いてテストする
もし増設したメモリが認識されない場合は、取り付けが正しく行われているか再確認してください。
メモリ増設ができないMacBookの対処法
2016年以降のMacBookは、メモリがオンボード(基盤に直接取り付けられている)ため、増設ができません。その場合、以下の方法で動作を改善できます。
✔ 不要なアプリを終了する
「アクティビティモニタ」を開き、メモリを多く消費しているアプリを終了させることで、動作を軽くできます。
電源を入れた時に必ず起動している項目を確認すれば、どのアプリ、ソフトがメモリの容量をとっているのかの確認ができます。
✔ 仮想メモリ(スワップ)の活用
ストレージ(SSD)を利用して仮想メモリを増やすことで、多少の改善が見込めます。
✔ SSDの換装
ストレージの空き容量が少ないと、パフォーマンスが低下するため、SSDの換装や容量の増加を検討するとスピードの改善は見込めます。
メモリよりも値段はかかりますが、効果(スピード改善)はSSD換装の方が高いです。
当店のMacBookメモリ増設・アップグレードサービス
当店では、MacBookのメモリ増設やパフォーマンス向上のための最適なアップグレードをサポートします。
🔧 メモリ増設(対応モデルのみ)
MacBook Pro(2012〜2015)のメモリを増設し、動作を快適にします。
💻 SSD換装
MacBook Pro(2012〜2015)あたりをお使いの方で、スピードアップを求めるようでしたら予算次第となりますが、メモリの増設ではなく、ハードディスクからSSDに変更した方が劇的に速くなります。
🛠 macOSの最適化
不要なデータの削除やシステムの最適化を行い、Macの動作をスムーズにします。
ディスクユーティリティから操作をします。
✅ 診断・見積もり無料
まずはお気軽にご相談ください。
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