DynabookのノートパソコンCZ45/LBの起動が遅いということでパソコン修理の依頼をしていただきました。
今回は千葉県船橋市からの依頼となりましたが、当社と同じエリアです。
ですので、宅配便ではなく直接店舗の方まで持ち込みをしていただきました。
パソコンの動作が遅くて困っている、何が原因かわからないといった場合は以下で確認をしてみてください。
パソコンの動作、起動が遅い修理 SSD交換
【故障のお問い合わせ内容】
ある時期を境に極端にパソコンの動作が遅くなってしまいました。
店舗に持ち込みをしていただいたのでそのまま電源ボタンを押してどのぐらいの起動時間がかかるのか確認をさせていただきました。
CPUはi5-8250Uですが、電源を入れてデスクトップの画面が表示されてからある程度落ち着くまでに10分程度かかった印象です。
タスクマネージャーを起動させていただき、どのような感じで内部が動いているかのチェックをすると、ハードディスク欄が常に100%になっているのでこれが原因と思います。
【タスクマネージャーの起動のやり方】
ctrl +alt +delete を押します。
普段見慣れない画面になると思いますが、タスクマネージャーをクリック。
CPU、メモリ、ディスクなどの項目があり、そこで動作が遅い原因を確認することが可能です。
ディスクのところが100%などになっている場合はそこが原因の可能性が高いという事になります。
CZ45/LBに取り付けられている純正部品のハードディスクは標準の2.5インチになりますが、そのまま同じハードディスクを取り付けすることも可能です。
ですが、Windows10以降で同じハードディスクを取り付けすると、タスクマネージャーの欄が100%からあまり変わることもないために、お客様と相談の上でSSD交換をさせていただく流れとなりました。
SSD交換後は動作もかなり早くなり、ハードディスク交換前はある程度落ち着くまでに10分ほどかかっていたのが1分以内で収まるようになっております。
データはそのままクローンコピーしているのでいつも通りの環境でノートパソコンが使える状態になっております。
パソコンの動作が遅い場合、メモリの交換で改善するのか?
起動時、動作が遅い場合、メモリを増設すれば?と聞いた事はあるかと思います。
今までの経験上でのお話になりますが、パソコンの起動時や動作が遅いと思った場合、メモリを増設してもあまり変わらない印象です。
メモリ交換に数千円払うのであれば、ハードディスクをSSDに交換した方が体感速度としては劇的に変わるのでそちらをお勧めしております。
もちろんこの部分に関しては 予算の都合もあると思いますので、あまり高額なカスタムをするようであれば、新規にパソコンを購入する方向で考えても良いかもしれません。
元からSSDが装着されている場合で動作が遅い場合はどうしたらよい?
SSDはハードディスクに比べると速度が速いのですが、起動するスピードがかなり遅い場合はSSD故障、もしくはWindowsの中に入っているデータ、ソフトなどが影響している可能性も出てきます。
その場合は一度データのバックアップを取ってから初期化してみることで速度が上がる可能性も否定はできません。
万が一データの初期化しているのにもかかわらず、速度が明らかに遅い場合は、SSD故障、もしくはCPUやマザーボード故障といった可能性も出てきます。
ハードディスクの寿命はどのぐらい?
これはメーカーでも公表されていることですが、1年から3年前後と言われております。
ただし、10年間全く故障しない方もいれば、1、2年で壊れてしまう場合もあります。
よく「機械ものなのでわからない」という言葉があると思いますが、まさにその通りです。
突然の故障でデータがなくなってば困ると言った場合は、日頃からマメにバックアップを取る習慣をつけた方が良いでしょう。
パソコンの動作、起動が遅いパソコンの買取も可能
当店はパソコン修理店になりますが、パソコンの動作、起動が遅いパソコンの買取も行なっております。
今回のように故障がある状態で通常の買取店に買取査定をお願いすると、ジャンク品扱いという形になってしまい、思ったような買取金額にならないかと思われますが、当社では使えるパーツとしての査定を行うために減額査定でお悩みの場合は一度当社で買取査定の依頼をして頂ければと思います。