HP Laptop 14s-dq5089TU 液晶割れ・黒い表示不良の修理事例|富山県
ノートパソコンを使用中、画面中央を中心にひびが入り、画面の半分が黒く表示されるとのご相談をいただきました。
お預かりしたのはHPの「Laptop 14s-dq5089TU」です。
電源を入れると、左側に黒い滲みや緑がかった線が入り、右側もノイズ状に歪んでおり、正常に表示できない状態でした。
今回は液晶パネル交換によって、鮮明な映像を完全に復旧いたしました。
液晶割れの原因と症状
ノートパソコンの液晶割れは、ちょっとした衝撃でも発生します。
例えば、パソコンの上に軽いものを置いたり、蓋を閉じた際にペンやイヤホンを挟んでしまうと、画面内部に圧力がかかり破損することがあります。
今回のLaptop 14s-dq5089TUも、中央部を起点にひびが入り、黒い帯やカラフルな線が全体に広がっていました。
また、液晶が割れた部分から光が漏れたような白っぽい表示になっており、完全な操作が困難な状態でした。
液晶パネル交換による修理
液晶パネルの交換では、まず電源ケーブルとバッテリーを外して静電気を除去します。
ベゼル(画面の枠)を丁寧に取り外し、破損した液晶パネルを慎重に取り外しました。
このモデルでは液晶ケーブルが裏側に固定されており、ケーブルの挟み込みや断線を防ぐため、分解・組み立てともに専門的な作業が必要です。
新しい液晶パネルを装着後、映像を確認したところ、左右の表示が均一に戻り、色合いも鮮明に復旧しました。
バックライトのムラもなく、視認性の高いディスプレイに再生されました。


データはそのまま修理可能
液晶パネルの交換作業は、ディスプレイ部分のみの交換となるため、ストレージ(SSD・HDD)に保存されているデータはそのまま残ります。
写真や文書、設定、アプリなども一切消去されず、修理完了後すぐに元の状態で使用可能です。
特にリモートワークや学習用途で使用されている方にとって、データを保持したまま修理できる点は大きなメリットです。
富山県からの宅配修理にも対応
当社は千葉県のパソコン修理専門業者ですが、富山県をはじめ全国各地から宅配修理を承っております。
宅配修理は、店舗まで持ち込むことが難しいお客様にも便利な方法で、すべて郵送で完結します。
手順はとても簡単です。
1. メールまたはお電話でお問い合わせください。
2. 故障状況を確認し、宅配修理のご案内をお送りします。
3. ノートパソコンをプチプチなどで丁寧に梱包し、当社までお送りください。
4. 到着後に診断・修理・動作確認を行い、完了次第ご返送いたします。
返送時の送料は当社が負担いたします。
遠方でも安心してご利用いただけるよう、修理中も進行状況を丁寧にご報告しております。
HP Laptopシリーズに多いトラブル
HPのLaptopシリーズは軽量で扱いやすい反面、天板や液晶部分が薄型のため、衝撃や圧力に弱い傾向があります。
また、ディスプレイとキーボードの間に異物が挟まると、簡単に内部の液晶層が損傷してしまうことがあります。
今回のように「半分が黒い」「線が入る」「一部が見えない」といった症状が出ている場合は、液晶パネルの内部損傷が進行している可能性が高いです。
そのまま使用を続けると症状が悪化し、画面全体が真っ黒になることもあります。
修理後の動作確認
液晶交換後は、以下の項目を重点的に確認しました。
・画面の発色・明るさ・コントラスト
・バックライトの均一性
・外部出力(HDMI・USB-C)による映像確認
・内蔵カメラ、スピーカー、Wi-Fiの動作
すべての項目で正常動作を確認し、修理完了となりました。
新しい液晶は輝度も高く、長時間の作業でも見やすい状態に改善されています。
液晶割れを防ぐためのポイント
液晶破損の多くは、ちょっとした不注意によるものです。
・画面の上に物を置かない
・バッグに入れる際はクッションケースを使用する
・パソコンの上に重い荷物を載せない
・閉じるときにケーブルや小物を挟まない
これらの点を意識するだけで、液晶破損のリスクを大幅に減らすことができます。
まとめ
今回のHP Laptop 14s-dq5089TUは、画面中央のひび割れから黒い帯と線が広がり、画面の半分が見えなくなっていましたが、液晶パネル交換で無事に修復しました。
データを消さずに画面だけを交換できるため、再セットアップの手間も不要です。
富山県からのご依頼は宅配修理でスムーズに対応可能です。
液晶が割れた、線が出た、黒くにじむなどの症状が出た際は、早めに専門業者へご相談ください。

