修理事例詳細

修理事例詳細

  • 最終更新日:
  • 投稿日:

HP Pavilion 15-cs3000 キーボード交換事例|山形県からの宅配修理

山形県からの宅配修理|HP Pavilion 15-cs3000 キーボード交換事例

山形県のお客様より、「キーボードの t と y が突然反応しなくなった」というご相談をいただきました。
クリーニングを行っても改善せず、外付けキーボードでは正常に入力できるとのことで、内蔵キーボードの不具合と考えられます。
当社は千葉県の修理業者で、山形県を含む県外からのご依頼は宅配修理が基本です。
今回は HP Pavilion 15-cs3000 のキーボード交換による復旧事例をご紹介します。

お問い合わせ時の症状

お客様からの情報と当社での確認結果は以下の通りです。

  • t と y キーが全く反応しない。
  • 他のキーは正常に動作する。
  • 外付け USB キーボードでは t と y の入力が可能。
  • ソフトウェアやOSの不具合ではなく、ハード的なキーボード故障の可能性が高い。

これらの症状から、キーボード内部の回路断線や接点不良による部分的なキー入力不良と判断しました。

診断と修理方針

外付けキーボードでは正常に入力できることから、マザーボードやOSの不具合ではなく、内蔵キーボードユニットの故障と断定しました。
Pavilion 15-cs3000 のキーボードはパームレスト一体型構造となっており、交換には本体のほぼ全分解が必要です。
今回の作業では新品の純正キーボードユニットへの交換を行います。

修理工程の流れ

  1. 安全対策:電源を切り、ACアダプタ・バッテリー・周辺機器を全て取り外します。
  2. 底面カバーの取り外し:ネジとツメで固定されている底面カバーを丁寧に外します。
  3. 内部部品の分解:HDD/SSD、メモリ、冷却ファン、マザーボードなどを順番に取り外し、キーボードまでアクセスします。
  4. キーボードの取り外し:固定されているリベットやネジを外し、キーボードユニットを取り外します。
  5. 新キーボードの取り付け:新品のキーボードユニットを取り付け、ケーブルを確実に接続します。
  6. 内部部品の再組立て:取り外した部品を元通りに組み立てます。
  7. 動作確認:全キーが正常に反応するか、特に t と y が正しく入力できるかを重点的に確認します。

修理後の状態

Pavilion-15-cs3000-キーボード交換

新品キーボードへの交換後、全てのキーが正常に入力できるようになりました。
t と y キーもスムーズに反応し、タイピング感も新品同様に回復しています。
外観も美しく仕上がり、快適に使用できる状態になりました。

山形県からの宅配修理について

当社は千葉県の修理業者ですが、山形県を含む県外からのご依頼は宅配修理が基本です。
宅配修理の流れは以下の通りです。

  1. お問い合わせ:機種名(Pavilion 15-cs3000)、症状、発生時期などをお知らせください。
  2. 仮診断と作業日数のご案内:修理可否と目安日数をご案内します。
  3. 発送準備:本体をプチプチで二重に包み、緩衝材を詰めたダンボール箱で発送します。
  4. 正式診断:到着後、状態を確認し、必要に応じてお客様にご連絡します。
  5. 修理実施:キーボード交換と動作確認を行います。
  6. ご返送:修理完了後、当社負担で返送いたします。

梱包のポイント

  • キーボード面に傷防止のためクロスや保護シートをかける。
  • 本体をプチプチで包み、衝撃吸収できるよう二重に保護する。
  • ダンボール内で動かないように緩衝材をしっかり詰める。
  • 発送伝票に「精密機器」と記載する。

よくある質問

Q.特定のキーだけ反応しない場合でも交換が必要ですか。
A.はい。部分的な修理は難しく、キーボード全体交換が必要になる場合が多いです。

Q.データは消えますか。
A.キーボード交換作業では通常データは消えませんが、念のためバックアップをおすすめします。

Q.修理期間はどのくらいですか。
A.部品在庫があれば数日以内の返送が可能です。

まとめ

今回の HP Pavilion 15-cs3000 は、t と y キーが反応しない症状が発生していましたが、キーボード交換により新品同様の動作を取り戻しました。
山形県を含む全国からの宅配修理に対応しておりますので、同様の症状でお困りの方はぜひご相談ください。