MacBook Air 2018年モデルの画面故障で修理の依頼をしていただきました。
現行モデルはAppleシリコンのCPUに変わっておりますが、2020年の途中まではインテルCPUです。
今回のModelはA1932ですが、後継機種のModel A2179も同様の手順で修理は可能です。
液晶パネルの交換が必要な例としては以下の内容が多いです。
・キーボードと液晶の間に物を挟み込み画面に亀裂が入ってしまった。
・パソコンを落下した事で画面に線や表示不良が出ている。
など
以下でどういった修理をしているのか大まかですが画像で説明しておりますので参考にしてくださいませ。
液晶交換には2通りのやり方がありますが、当社は基本的にアセンブリ交換(上半身交換)ではなく、液晶パネル交換のみを行なっております。
MacBook Airの液晶修理は本体の裏側から分解をしていきますが、本体の裏側には全部で10本の特殊ネジがありますが、専用ドライバーを使い全て外していきます。
裏蓋を外すことができると持ち上げるようにすれば簡単に外れます。
バッテリーやロジックボードが確認できますが、まずはバッテリーのコネクターを外します。
コネクターを外すだけでバッテリー全体を外す必要はありません。
これで電気の遮断ができました。
液晶側とキーボード側で分離をさせて修理をしていくのですが、赤枠部分に細かいネジがありますので全て外していきます。
Wi-fiの部品を取り外すことができております。
赤枠部分にヒンジを固定しているネジが3本ありますが、左右に3本ずつありますので両方とも外します。
先ほどのヒンジのネジを取り外し、画面(上半身側)を「くの字」の状態にしていくと、画像のように液晶側とキーボード側で分離させることが可能です。
アセンブリ交換を行う場合は用意した液晶の取り付けをし、元の手順で組み上げていきます。
液晶パネル交換の場合はさらにここから液晶パネルの分解をしパネル交換のみを行います。
修理後の画像となりますが、上半身交換ではなく液晶パネルのみを交換した状態になります。
上半身交換とパネル交換のみでは交換する部位が異なりますので、パネル交換のみの方が安く仕上がります。
もちろんデータに関しては残った状態となりますので、このままログインパスワードを入力すればいつも通りの環境でMacBook Airが使えるようになっております。
MacBook Air 2018 A1932の液晶修理にかかった時間は?
今回の作業は液晶パネルのみの交換をさせていただきましたが、作業にかかった時間としては1時間程度となります。(ボンドの硬化時間を含めると2時間程度)
MacBook Airの即日修理はよく行っておりますが、持ち込み修理時間は2時間を目安にしていただいております。
修理実績もかなり豊富にございますので即日修理をご希望の場合はお気軽にご相談くださいませ。
遠方(他県)からの宅配便を使った修理方法でも、部品の在庫があるタイミングであればMacをお預かりした当日から3日程度が修理日数の目安です。
宅配修理までの流れ
お見積もり金額、修理内容に問題がなければ、MacBook Airを当店まで送料元払いで発送して頂きます。
(梱包は出来る限り厳重にお願いします。)
お客様にて梱包が終わりましたら各運送会社まで直接持ち込みをして頂くか、集荷依頼(無料)してください。
◯ ヤマト運輸(クロネコヤマト)集荷依頼
◯ 佐川急便集荷依頼
◯ ゆうパック(郵便局)集荷依頼 TEL:0800-0800-111
※持ち込み修理の場合は部品の在庫が関係しますので、一度お問い合わせ頂いた上でご来店くださいませ。