修理事例詳細

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MacBook Air 2020年 液晶割れの修理事例|滋賀県から宅配修理

MacBook Air 2020年 液晶割れの修理事例|滋賀県

滋賀県のお客様より、「落とした覚えはないのですが、画面の左側から液晶が漏れてきてしまった」というお問い合わせをいただきました。
ご使用機種はAppleの「MacBook Air 2020年モデル(13インチ)」です。
宅配修理にてお預かりし、液晶パネル交換を行いました。

液晶漏れの症状について

MacBook Airでは、軽い衝撃や圧力によって内部の液晶層が損傷し、「液晶漏れ」が起こることがあります。
今回の症状では、左端に黒い帯とカラフルな縦線が出ており、その部分が徐々に広がっていく状態でした。
液晶内部にダメージがある場合、時間の経過とともに表示不良が悪化し、最終的には画面全体が見えなくなることもあります。
落下などの直接的な衝撃がなくても、バッグの中での圧力やヒンジ付近の歪みにより同様のトラブルが発生するケースもあります。

修理前の状態


こちらは修理前の状態です。
左側に黒い帯と縦線が入り、背景がほとんど見えなくなっています。
内部で液晶が破損しており、バックライトは点灯しているものの、表示の一部が完全に崩れています。
このような状態になると、外部モニターを接続すればデータは確認できますが、本体液晶の使用は困難です。

液晶パネル交換の工程

MacBook Air 2020年モデルは、Retinaディスプレイが一体化した構造のため、パネル単体ではなく上部アセンブリ全体の交換作業が必要です。
まずはロジックボードやバッテリーを保護したうえでディスプレイ部を取り外し、新しい液晶アセンブリを組み込みます。
内部ケーブルを慎重に接続し、発色・輝度・カメラ機能などの動作確認を実施します。
交換後は筐体の隙間やヒンジの動きを調整し、Apple製品としての見た目と操作感を維持するよう丁寧に仕上げます。

修理後の状態


修理完了後は、画面全体がきれいに映るようになりました。
輝度・発色ともに問題なく、作業前に見られた縦線や黒帯は完全に解消しています。
修理後の検査では、液晶・スリープセンサー・カメラ機能などすべて正常に動作していることを確認しました。
MacBook Airは薄型構造のため、わずかな歪みでも内部に負荷がかかることがありますが、今回の修理で新品同様の状態に戻っています。

宅配修理で全国対応

当社は千葉県に拠点を置く修理業者ですが、滋賀県をはじめ全国からのご依頼に宅配修理で対応しています。
遠方からでも簡単にお申し込みいただけるよう、梱包キットの送付や集荷手配も行っております。
宅配修理では、到着後すぐに検査を行い、最短日数で修理・返送まで完結します。
修理後は動作テストとクリーニングを実施し、安全にお客様のもとへお届けします。

MacBook Airで多い液晶トラブル

MacBook Airシリーズでは、2020年モデル以降で「液晶漏れ」「縦線表示」「画面のチラつき」などのトラブルが増えています。
原因の多くはパネル内部の圧迫やケーブル断線で、軽度なひび割れでも広範囲に不具合が広がることがあります。
また、Apple製品はガラスと液晶が一体化しているため、部分修理が難しく、ほとんどの場合パネル交換が必要です。
特にM1チップ搭載モデル(A2337など)は薄型設計のため、取り扱い時の注意が欠かせません。

修理の流れ

1. お問い合わせフォームまたはお電話でご相談
2. 状況をヒアリングし、修理方針と納期をご案内
3. 宅配便にてMacBookをお預かり
4. 検査・液晶パネル交換・動作確認
5. 修理完了後のご返送

修理後には保証が付帯しており、万が一の初期不良にも対応いたします。
お客様のデータは消去せず、修理後もそのままご利用可能です。

まとめ

今回のMacBook Air 2020年モデルは、画面左側の液晶漏れによる表示不良でしたが、液晶パネル交換で正常に復旧しました。
Apple製品の液晶トラブルは、放置すると悪化することが多いため、早めの修理が安心です。
滋賀県をはじめ全国から宅配修理を受け付けておりますので、MacBookの液晶割れ・縦線・画面漏れなどでお困りの際は、ぜひ当社までご相談ください。