MacBook Air (A1466, 2017) の画面割れを液晶パネル交換で対応【修理事例|新潟県】
Appleの「MacBook Air (2017年, A1466)」は、軽量かつ信頼性の高いノートパソコンとして、多くのユーザーに愛されています。
しかし、ディスプレイが薄型化されている分、ちょっとした衝撃や挟み込みによる画面割れは避けられないリスクの一つです。
今回ご紹介するのは、新潟県から「モニターを閉じた状態でマウスを置いていたところ、上からの衝撃で液晶が割れてしまった」というお問い合わせを受け、液晶パネル交換で鮮やかな表示を取り戻した修理事例です。
1. 依頼内容:キーボード面にマウスを置いたまま、衝撃でディスプレイが割れた
今回のお客様は、MacBook Air (A1466, 2017年モデル)の画面を開いている時に、何気なくキーボード上にマウスを置いていたそうです。
そのまま画面を閉じようとしたわけではなかったものの、背後に置いてあった物が倒れてマウスを強く挟み込む形になり、液晶パネルにヒビが入ってしまいました。
MacBook Airのディスプレイはガラスが薄いため、外からの衝撃や圧力で内部層が簡単に破損することがあります。
今回のように「キーボード上に物を置いた状態で何かが倒れる」という状況は思いのほか破損リスクが高く、画面の一部が真っ白や黒くなる、あるいはカラフルな線が走るなどの症状を引き起こします。
2. MacBook Air (2017, A1466) の液晶が割れやすい理由
MacBook Air (A1466)は、軽量とスタイリッシュさを重視した設計が特徴。
そのため、
- 画面が薄く、衝撃や圧力に弱い
- ヒンジ部分に負荷がかかりやすく、ちょっとした挟み込みでも割れが発生しうる
- ディスプレイとキーボードの隙間が狭く、マウスやペンを挟むと画面に直接ダメージ
こうした理由から、ディスプレイ割れは比較的よく見られるトラブルの一つです。
一度割れが生じると画面の一部が真っ黒になったり、カラフルな縦線や横線が広がって操作性に大きな影響が出ます。
3. 修理前の写真:右半分に縦線が集中し、表示が乱れる
以下は修理前の状態を撮影した写真です。
画像から分かるように、右半分に複数の縦線やノイズが走り、ディスプレイが部分的に真っ白・真っ黒になっています。
マウスを挟んだ際の衝撃が集中したらしく、一部はカラフルなノイズが広がり視認がほとんどできない状態でした。
4. 液晶パネル交換の作業工程
MacBook Air (A1466)の液晶交換は、以下のステップで進められます。
- 底面カバーの取り外し
裏面のネジ(Pentalobe)を外し、内部へアクセス。バッテリーコネクタを外し、電源を遮断します。 - ディスプレイユニット分離
ヒンジ部やWi-Fiアンテナなど、ディスプレイ側のケーブルを慎重に外し、ディスプレイユニットを本体(キーボード側)から切り離します。 - 破損したパネルの取り外し
ディスプレイユニットを単体で分解し、割れた液晶パネルを外します。
機種によってはディスプレイアセンブリごと交換が必要な場合もありますが、このモデルではパネル単体交換が可能です。 - 新パネルの取り付け
交換用パネルを装着し、コネクタや固定用ネジを戻します。
ホコリや指紋の混入を防ぎながら作業することが重要です。 - 動作確認・組み立て
電源を入れて表示が正常化しているかチェックし、問題なければディスプレイを本体に再度取り付け、底面カバーを閉じて完了。
作業時間は部品在庫や技術者のスケジュールにもよりますが、当日~数日で完了することが多いです。
5. 修理後の写真:元通りの綺麗なディスプレイを取り戻す
下記が交換作業完了後のMacBook Air (2017)。
先ほどまで右半分が縦線で覆われていた画面が鮮明な表示に戻っています。
お客様も「もう買い替えしかないと思っていたが、こんなに綺麗に直るなら嬉しい」と喜ばれました。
6. 修理費用と期間の目安
MacBook Air (2017年 A1466)の液晶パネル交換費用は、2~3万円前後が相場となる場合が多いです。
ただし、部品の在庫や互換パネル・純正パネルの選択などにより価格帯が変動します。
また、修理期間としては、在庫があれば即日~数日で対応できるケースがあり、取り寄せが必要な場合は1週間~2週間ほどかかることがあります。
一方、Apple公式サポートを利用するか、修理専門店に依頼するかによっても費用や納期が異なります。
7. 画面割れを防ぐためのポイント
MacBook Airは薄型かつ美しいデザインで人気を集めていますが、その分画面が割れやすいという面も。
以下の対策を取ることでリスクを減らせます。
- キーボード面を綺麗にしてから閉じる:ペンやマウス、USBメモリなどを置いたままにしない
- 保護ケースやスリーブを使用:持ち運び時の衝撃や圧力を軽減
- 開閉は両手で丁寧に:片手で強引に開閉するとヒンジ部分に負荷がかかる
- 机や床に置きっぱなしにしない:子供やペットが誤って踏む事故を防ぐ
もし画面が割れて縦線やノイズが入ったら、早めに修理を検討するのが得策です。
8. 新潟県からの修理依頼も宅配で対応
今回のケースでは新潟県にお住まいのお客様がご依頼くださいましたが、当店では宅配便を利用した全国対応の修理サービスを提供しています。
店頭への持ち込みが難しい方でも、MacBookをお送りいただき、修理後に返送するだけで完了するため、遠方の方や忙しい方にも利用しやすくなっています。
もちろん、店舗持ち込みが可能な場合はその場で症状確認や在庫次第での短期間修理も期待できますので、お気軽にご相談ください。
9. まとめ:MacBook Air (2017, A1466) の液晶割れもパネル交換で新品同様
本記事では、「マウスをキーボード上に置いたまま、勢いよく蓋を閉じてしまい、画面が割れた」というMacBook Air (2017, A1466)の修理事例をご紹介しました。
一度割れてしまったディスプレイは、線やノイズが広がって操作が困難になりますが、液晶パネル交換を行えば元通りに使えるようになる可能性が高いです。
「画面が割れて文字が見えない」「縦線や黒いシミがどんどん広がる」という状況でも、あきらめずに修理見積もりをとってみましょう。
当店では、宅配修理・店頭持ち込みの両方に対応し、MacBook AirやMacBook Proなど各種Apple製ノートパソコンの液晶交換をはじめ、さまざまな故障修理に対応しています。
同様のトラブルでお困りの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。