パソコンの液晶割れによるタッチパネルの誤作動 修理・買取
HPのノートパソコンENVY ×360 Convertible 13-ar0114ARをお使いの方で、タッチパネルが勝手に誤動作してしまうということでパソコン修理の依頼をして頂きました。
タッチパネル故障の修理実績
【故障のお問い合わせ内容】
画面液晶ヒビ割れ(落下) 画面も映り、だいたい操作はできますが、 ひびの部分にいくと、ポインターが動かなくなったり消えたり、そのままフリーズすることがあります。
タッチパネル部分も反応する日としないときがあります。
とのことでした。
上の画像はパソコンをお預かりした時になりますが、電源を入れると表示自体は全く問題なく映っていることが確認できました。
ですが、赤枠部分をよく見るとタッチを押した時にポインターが触ってもいないのに反応している状態です。
右下に小さな液晶割れがありますが、画面が割れてしまったことにより、タッチセンサーが損傷していると感じます。
タッチパネルを搭載している機種でこのような状態になってしまうとログインする時のパスワードすら入力できなくなってしまうことがありますので完全にお手あげになってしまうこともあります。
今回のパソコンはHPのx360シリーズになりますが、液晶パネルとタッチパネルが一体構造になっておりますので同時交換をする必要があります。
データに関しては全く問題なく残っておりますので現時点では廃棄勝毎の交換で対応できそうです。
液晶交換をさせていただきましたが、タッチも誤動作することはなく正常に使える状態になりました。
タッチパネルを搭載しているノートパソコンは全体の1割未満と思いますが、壊れなければ最高の一台ですが、壊れてしまうとかなり大変です。
今回のように部品の入手ができる機種であれば問題ないのですが、タッチパネルの部品はかなり部品入手が困難になっておりますので、タッチパネル全体の1割2割程度しか部品入手ができません。
また、その中でも海外メーカーの方が部品入手はしやすいですが、国産メーカーのNECや富士通になると民間の修理店では対応することがほぼ不可能です。
この辺りの事はパソコンを購入する際に頭に入れておくと良いでしょう。
部品の保守期間が過ぎなければメーカーではもちろん対応可能になりますが、あまりにも高額な修理代に驚いてしまうこともよくあります。
また、通常の液晶修理を民間の修理店が3万円前後で直るところが、タッチパネルを搭載しているパソコンをメーカーで直すと10万円というのはよくある話ですね。
タッチパネルの誤動作に注意
タッチパネルが誤動作してしまうと勝手に押されてしまう現象が発生しますが、注意をしなければならないことがあります。
例えば取引先とメールをしている際にタッチパネルが誤動作してしまうと中途半端な状態で送信ボタンを押してしまったり、誤字脱字が多いメールを送ってしまうことになります。
また、ネットショッピングをしているとしたら本来は1個だけ購入する予定がタッチパネルの誤動作で10個カートに入れてしまったというのは十分に考えられます。
ですので、今回のHPのパソコンのみならずタッチパネルを搭載している機種で誤動作が発生してしまったら、PCの電源を入れないですぐに修理店で診てもらった方が良いでしょう。
タッチパネル故障でも買取しております。
当店はパソコン修理店になりますが、壊れてしまったパソコンの買取も行なっております。
今回のようなタッチパネル割れがある状態で通常の買取店に買取査定をお願いすると、ジャンク品扱いという形になってしまい、思ったような買取金額にならないかと思われますが、当社では使えるパーツとしての査定を行うために減額査定でお悩みの場合は一度当社で買取査定の依頼をして頂ければと思います。