MacBook Pro バッテリー膨張 トラックパッド変形

MacbookPro 15インチを使われている方よりパソコン修理の依頼がありました。

MacBook Pro バッテリートラブル

【故障のお問い合わせ内容】
電源は入りますが、トラックパッドが変形していてクリックできなくなってしまいました。
インターネットで調べる限りではバッテリーの膨張でしょうか？
との事でした。

パソコンを当社まで送って頂きすぐに状態の確認をしましたが、蓋を開けると以下の状態になっておりました。
今までに何度もこのような光景を見ておりますが、ほぼ100%バッテリーの膨張が原因ですね。
MacBook Proの場合は内蔵バッテリーですが、バッテリーが膨張した事でトラックパッドが盛り上がってしまっております。
トラックパッド自体は内部でねじ止めされているのですが、非常に強い力で押し出されている事がわかります。

MacBook Proの裏蓋を開けただけになりますが、バッテリーの左側が特に膨張しているのがわかりますね。
ここまでバッテリー膨らんでしまうと裏蓋や、バッテリー自体を外すのも困難になってしまうこともありますね。

完全に本体より外した状態ですが横から見ると膨張している事がわかります。

 

今回修理をさせていただいた機種はMacBook Pro 2011年モデルになりますが、膨張の原因は寿命と思えます。
MacBook Proは内蔵バッテリーのために外見からバッテリーの膨張を判断する事は難しいですが、以下の2つのポイントを押さえておけば膨張のサインを確認する事が可能です。

・トラックパッドのクリック感がない
・裏蓋が若干膨らんでいる

画像1枚目のように明らかにトラックパッドが変形していれば何かがおかしいことに気づきますが、こうなる前に見極めができれば修理代金を最小額に抑える事が可能です。
今回の場合はトラックパッドが大きく変形してしまったために、バッテリー交換以外にトラックパッド交換も行なっております。
Macの場合はデスクトップ画面右上にバッテリーのアイコンがありますが、「今すぐ交換」などいつもとは違う表記が出ている場合は早めの修理が無難です。
バッテリーが使えなくてもACアダプタを繋げばMacBook Proは使う事が出来ますが、そのまま放置していると今回のように重症になってしまう事もありますので注意が必要です。

Macbook Proの修理実績を詳しく見る

MacBook Proの買取も可能

当店はパソコン修理店になりますが、バッテリー故障のMacBook Proの買取も行なっております。
今回のように故障がある状態で通常の買取店に買取査定をお願いすると、ジャンク品扱いという形になってしまい、思ったような買取金額にならないかと思われますが、当社では使えるパーツとしての査定を行うために減額査定でお悩みの場合は一度当社で買取査定の依頼をして頂ければと思います。