DELL Vostro 15 3510 蓋が開かない・ヒンジ破損の修理事例 柏市
柏市のお客様より「ノートパソコンの蓋がまともに開かなくなってしまった」とのご相談をいただきました。
DELL Vostro 15 3510 は、ヒンジ周りの樹脂フレームが弱く、開閉負荷がかかることで破損しやすいモデルのひとつです。
今回もヒンジがフレームを持ち上げるように内部から押し上げてしまい、画面の開閉がほとんどできない状態でした。
当社は千葉県のパソコン修理業者であり、柏市のお客様は持ち込み・宅配の両方に対応しております。
今回は持ち込みでのご依頼となり、ヒンジ補修を実施しました。


Vostro 15 3510 に多いヒンジ破損の特徴
Vostroシリーズはビジネス向けエントリーモデルとして人気がありますが、構造上次のような不具合が発生しやすい傾向があります。
・ヒンジが固く、樹脂フレームに負荷がかかる
・開閉時にバキッと音がしてフレームが割れる
・画面下部のツメが割れて隙間が広がる
・ヒンジ金具がフレームから外れ、蓋が止まらなくなる
今回の個体でも、右側のヒンジが内部から飛び出し、ベゼルを押し上げてしまっていました。
無理に開閉を続けると、液晶ケーブルを引っ張って断線する危険があるため早急な処置が必要です。
柏市のお客様からの持ち込み修理
柏市は当店からのアクセスが良く、ヒンジ修理・液晶修理ともに多くのご依頼をいただいている地域です。
お客様は「急に開かなくなって困っている」とのことで、事前に電話でご連絡いただき、当日持ち込みとなりました。
当社では受付は電話またはメールのみで行っており、LINEでの対応は行っておりません。
今回のヒンジ修理内容
お預かりしたVostro 15 3510を分解したところ、以下の損傷が確認できました。
・右ヒンジ固定部分の樹脂割れ
・フレーム内部のネジ受けが破損している
・ヒンジ可動部が固くなり負荷が集中していた
補修作業の流れ
1. 割れた樹脂フレームを取り外し、内部の破損状況を確認
2. ネジ受け部分の補強作業(樹脂補強+新しい固定ポイントの作成)
3. ヒンジの開閉トルクを調整し、フレームに負荷がかからない状態へ調整
4. 固定金具を再設置し、左右の位置を調整して組み立て
5. 最終的に開閉テストを行い、異音や引っかかりがないか確認
修理後は、スムーズに開閉できるようになり、フレームの浮きやガタつきも解消されました。
ヒンジ破損を放置すると起こるトラブル
ヒンジの破損は軽症に見えても、時間が経つにつれて次のような深刻な状態へ悪化することがあります。
・液晶ケーブルが断線し、画面が映らなくなる
・バックライトケーブルが切れ、画面が真っ暗になる
・フレーム破損が広がり、天板が外れてしまう
・パームレスト側まで割れ、修理費用が非常に高くなる
特にVostro 15シリーズは負荷が一点に集中しやすく、悪化スピードが早いモデルです。
異音や隙間が出た時点で早めに修理するのがベストです。
柏市からの持ち込み修理なら当日対応も可能
柏市のお客様は持ち込み対応が可能で、症状によっては当日中の修理も対応可能です。
事前に電話かメールでご連絡いただければ、混雑状況・作業時間・必要部品があるかを確認しスムーズにご案内できます。
まとめ:Vostro 15 3510のヒンジ破損は補修で改善可能
今回の柏市のお客様のように、DELL Vostro 15 3510はヒンジ破損のご相談が多く寄せられる機種です。
フレームの割れ・ヒンジ浮き・開閉不能といった症状は補修で改善でき、液晶ケーブル断線などの二次被害を防ぐためにも早めの修理が重要です。
柏市にお住まいで、ノートPCの開閉に違和感がある場合は、放置せずにお気軽にご相談ください。
電話またはメールでの受付で、最適な修理方法をご案内いたします。

