MacBook Air M1 A2337 液晶割れで画面の半分しか映らない症状の液晶パネル交換事例 福島県

こちらは福島県のお客様より宅配修理でご依頼いただいた、MacBook Air M1（A2337）の液晶割れトラブルについての修理事例です。
パソコンを閉じる際、キーボードの上にバインダーを置いたまま挟み込んでしまい、液晶内部に亀裂が発生。
その結果、画面の右側に縦線や黒い帯が広がり、左半分だけかろうじて映る状態になっていました。
当社は千葉県に店舗を構える修理専門店ですが、福島県のような県外からの場合は宅配修理が基本となり、今回も配送にてお預かりしての作業となりました。

福島県から届いた MacBook Air M1（A2337）の症状

お預かりしたMacBook Airは、電源を入れると画面左側のみ正常に表示され、右側にはカラフルな縦線・黒い帯・にじみが広がる典型的な液晶割れの状態でした。
右側の表示は完全に崩れており、一部には割れたガラス内部を示す蜘蛛の巣状の模様も見られました。
外部モニターに接続して確認したところ、本体の起動やデータは正常であることが分かり、今回のトラブルは液晶パネルそのものの破損に限定されていると判断。
そのため、液晶パネル交換を実施すれば元の状態に復旧できる見込みがありました。

MacBook Air M1（A2337）の液晶が割れやすいシチュエーション

今回のケースのように、MacBookを閉じる際に小さな物を挟んでしまう液晶割れは非常に多いご相談の一つです。
特にMacBook Airシリーズは薄型で軽量である反面、液晶パネル部分も極めて薄いため、わずかな圧力でも内部に亀裂が生じることがあります。
・バインダーやメモ帳など薄い物を挟んでしまう
・イヤホン、USBメモリ、ボールペンを置いたまま閉めてしまう
・カバン内で強い圧力がかかる
・天板に物を落とす
こうしたシチュエーションは誰にでも起こり得るため、日常的にノートPCを持ち運ぶ方ほど注意が必要です。

福島県からのご依頼は宅配修理が基本

当社は千葉県に拠点を置いているため、福島県を含む県外のお客様は宅配修理をご利用いただく形となります。
持ち込みの場合は長距離移動が必要となり現実的ではないため、梱包して送るだけで修理できる宅配便での受付が最もスムーズです。
宅配修理の流れは以下の通りです。
1. お問い合わせフォームまたはお電話から症状・機種名を連絡
2. 当社より梱包方法をご案内
3. パソコンを発送
4. 到着後、動作確認と故障箇所の診断
5. 液晶パネル交換作業
6. 完了後、動作チェックののち返送
データには触れずに作業できますので、バックアップが取れない状態でもご安心いただけます。

液晶パネル交換でデータは消える？ご心配不要です

今回の福島県のお客様からも「データはそのまま残りますか？」というご質問をいただきました。
結論として、液晶割れの修理ではデータ領域に触れる必要がありませんので、基本的にデータ消去は行われません。
液晶パネルのみを交換する作業のため、macOSやアプリ、写真、書類などはそのままの状態で残ります。
外部ディスプレイでは正常に映っていたことからも、本体のSSDやシステムに影響はないと判断できました。

MacBook Air M1（A2337）液晶パネル交換の流れ

液晶交換作業は以下の手順で進めました。
まず本体を開き、ネジを外して底面パネルを取り外します。
内部のバッテリーを安全な状態にしたうえで、破損したディスプレイユニットを本体から取り外します。
MacBook Air M1 はディスプレイ全体がユニット構造になっており、パネルのみの分離交換が難しいため、当社では高品質な互換ディスプレイユニットに交換する方式を採用しています。
新しいディスプレイを仮組みして電源を入れ、発色・明るさ・タッチ反応（必要なモデルの場合）・True Tone の認識状態を確認。
問題がなければ本組みを行い、各部のケーブルの取り回しを入念にチェックして組み上げます。
最終的にログイン画面やデスクトップを長時間表示し、チラつきや暗転がないことを確認して作業完了となりました。

液晶割れを放置するとどうなる？

液晶割れをそのまま使用し続けると、にじみが広がり、カラフルな線が増え、表示範囲がどんどん狭まるリスクがあります。
内部で電流の偏りが発生するため、バックライトや表示制御回路に負荷がかかり、二次故障につながることもあります。
MacBook Airのような薄型機種では、破損部分が拡大しやすいため、早めの交換が結果的にパソコンの寿命を伸ばすことにつながります。

福島県でMacBook Airの液晶割れにお困りの方へ

福島県内ではApple Storeや正規サービスプロバイダが限られている地域もあり、修理まで数週間待ちになるケースも少なくありません。
特にMacBook Air M1（A2337）は需要が非常に高く、メーカー修理では本体交換扱いとなりデータ初期化が避けられないことがあります。
当社では液晶部分のみを交換するため、データを残したまま短期間での修理が可能です。
宅配修理なら、ご自宅や職場から送るだけで対応できますので、「画面が割れて仕事ができない」「外出が難しい」といった状況でも安心してご依頼いただけます。

まとめ MacBook Air M1（A2337）の液晶割れは宅配修理で安全に復旧可能

今回は、福島県から宅配修理でお預かりした MacBook Air M1（A2337）の液晶割れ修理事例をご紹介しました。
バインダーを挟んだことが原因で内部の液晶パネルが破損し、右半分がまったく映らない状態でしたが、液晶ユニット交換により美しい表示を完全に取り戻すことができました。
当社は千葉県の修理専門店として、遠方からの宅配修理でも迅速・丁寧な対応を心がけています。
MacBook Airの液晶割れや縦線、黒い帯、にじみなどでお困りの際は、ぜひ一度ご相談ください。
データそのまま、最短での復旧をサポートいたします。