修理事例詳細

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MacBook Air M2のキーボード交換修理 (Model A2681 13インチ)

MacBook Air M2のキーボード故障で修理の依頼をしていただきました。
今回依頼のあったMacBook Airは2022年に発売された13インチのA2681となりますが、Intel CPUではなく、Appleシリコンのモデルになります。
当社はWindows、Macの両方に対応しているパソコン修理店になりますが、MacBook Air M2のキーボード交換に対応可能です。
一つ前の機種M1チップ搭載のA2337のキーボード交換も対応です。

キーボード交換が必要になる可能性の症状としては、「部分的にキーが効かない、反応しない、水没によりキーボードの入力ができなくなった」が、症状としては多いです。

MacBook Air M2のキーボード交換修理実績

【故障のお問い合わせ内容】
特定の「キー」だが入力できない、反応しない。
「キー」が外れてしまった。
対象となるキーは共に矢印の「←」キーとなります。
その他キーについては問題御座いません。

今回の修理依頼は東京都からとなりましたが、MacBook Air M2モデルを宅配便で送っていただきました。
到着して状態の確認をすると、矢印キーの左側がなくなっていることが確認できます。
電源を入れるとログイン画面が表示され、起動関係は問題なさそうですが、部分的にキーの入力ができるところとできないところがある事が判明いたしました。
現時点ではキーボード故障と思われますので、キーボード部分のみを交換していきたいと思います。

MacBook Air M2のキーボード交換をしている途中の画像になりますが、ロジックボード、バッテリー、スピーカーなどほぼ全てのパーツを取り外さないとキーボード単体での交換ができません。
ですので、Windowsのノートパソコンのキーボード交換などと比較すると修理難易度は高いです。
この状態からキーボード部分のみを取り外し、新しく用意したキーボードのパーツと交換をしていきます。

A2681のキーボード交換をさせていただきましたが、全てのキーで正常に入力できることが確認できております。
よく聞かれる質問として、キーボード交換をしたことで内部のデータがなくなってしまうのでは?と質問いただく事がありますが、キーボード交換のみではデータが消えることはございません。
ただし、万が一に備え修理に出す前にバックアップを取られることをお勧めいたします。

一昔前のMacのキーボード交換は上側から外すことができたので全ばらしまでする必要はなかったのですが、比較的新しいMacBook Air、Proはほぼ全ばらしの状態まで行う必要があるので、修理の受付をしてくれる店舗もあまり多くはない印象です。
日本語キーボード(JIS)を英語キーボード(US)など対応可能です。
当社では修理実績が豊富にありますので、修理先にお困りの場合は一度ご相談いただければと思います。
M2チップ搭載のMacBook Airはキーボード交換以外に液晶交換の依頼が多いですが、液晶割れ、ひび、亀裂などにも対応可能です。

MacBook Air M2モデル A2681のキーボード交換にかかった時間は?

分解開始から作業終了まで2時間位かかっております。
Windowsのノートパソコンのキーボード交換でしたら早い場合は5分から10分程度で修理が完了することが多いので、Macのキーボード交換はWindows PCよりも時間はかかります。

当社でのパソコン修理にかかる期間に関しては、WindowsもMacも部品の在庫次第です。
部品の在庫がある修理内容でしたら、今回のような比較的時間がかかる内容でもあまり日数かかることなく対応は可能です。
パーツがなく海外から取り寄せる必要がある場合は、2週間前後の取り寄せ期間が必要となります。

JIS(日本語)からUS(英語)に変更する場合

基本的にキーボード交換を行う場合は同じ言語にするのが一般的ですが、修理のついでに異なる言語に変更することも可能です。
(日本語から英語、英語から日本語など)

ただし、今回行った作業のようにキーボード単体で交換はできないために、TOPCASEごとの交換が必要です。
MacBook Air M2のキーボードはフレームに嵌め込まれている構造になるのですが、言語が異なると「キー」の形状が異なるためにそのまま取り付けすることができないのです。

自分でMacBook Air M2のキーボード交換は可能?

修理店目線で言える事は結構難易度は高いという事です。
今はyoutubeなどでMacBook Airの分解動画などがあると思いますが、ほぼ全バラしの状態にする必要がありますので、リスクは高めです。
また、M2 A2681はSSDがロジックボードに埋め込まれているのですが、作業の途中でロジックボードを傷つけたり故障させてしまうと、電源が入らなくなってしまったり、データが取れなくなります。
自分でMacのキーボード交換ができてしまえば最安修理になると思いますが、メリット、デメリットがありますので、慎重に判断をした方が良いです。

壊れたMacBook Air M2の買取も可能

当店はパソコン修理店になりますが、MacBook Air M2の買取も行なっております。
今回のように故障がある状態で通常の買取店に買取査定をお願いすると、ジャンク品扱いという形になってしまい、思ったような買取金額にならないかと思われますが、当社では使えるパーツとしての査定を行うために減額査定でお悩みの場合は一度当社で買取査定の依頼をして頂ければと思います。